おろち(英タイトル: OROCHI -BLOOD-)
部門: Midnight Passion
ゲスト: 鶴田法男監督
上映日は3日間、会場を変えて行われ、10月8日がメイン上映。
1.10月4日 24:00〜 (Busan Cinema)
2.10月6日 24:00〜(Megabox 6&9)
3.10月8日 20:30〜 (Primus 1&6) ※メイン上映
10月4日、6日はともに深夜24時からの上映にもかかわらず、4日は満席、6日は8割強という大変な人気ぶり。鶴田監督も現地を訪問。上映中エンドロール前で拍手が巻き起こる。
8日の上映は所謂メイン上映にあたり、上映後には鶴田監督との質疑応答の時間が用意されていた。同日夕方には既にチケット完売、2スクリーンをフルキャパにする大盛況であった。上映中も、笑いや悲鳴、息をのむ緊張感に、劇場が一体感に包まれていた。エンドロールで立つ人は殆どおらず、Norio Tsurutaのクレジットに大きな拍手。その後の質疑応答は、まず冒頭に監督のハングルによる自己紹介で会場が大いに沸き、終始和やかな雰囲気で進行した。鶴田監督が、韓国でも有名な黒沢清監督、中田秀夫監督、清水崇監督にも影響を与えたまさにJ-ホラーの先駆者であることが明かされると、再び大きな拍手と歓声が上がった。客席からの質問内容は、作品に対する賛辞のみならず、率直な質問(「物語に於けるおろちの存在意義は」「おろちとは何者なのか」等)も多く、熱のこもった時間が続いた。通常30分程度設けられているコミュニケーションの時間に、結果1時間近く費やすことになったのも、客の関心の高さを物語っている。
質疑応答後拍手鳴り止まぬ中、誰からともなく鶴田監督の元に集まり、あっと言う間にサインを求める人だかりに。鶴田監督の手腕が、韓国の映画ファンの胸に響いた瞬間であった。